Books

2006年01月25日

おいしいお茶を入れたい

「私は自分の部屋にコーヒーと紅茶と日本茶とお抹茶を用意してあります。来客に飲み物をすすめるとき、どれがよいかと聞きますと、不思議なことに若い学生たちもお抹茶を所望することが多いのです。単に「お茶を」と言われたときにも、お抹茶を立てることにしています。なぜなら、お抹茶がお客様をいちばん落ち着かせるからです。お抹茶には不思議な力があります。ときには「自分は作法を知らないので」と尻ごみされる方もおられますが、「お茶は美味しく飲むのが最高の手法です」と申し上げています。」P183
プロカウンセラーの聞く技術


これを読んで、お茶の入れ方だけでも習いたくなりました。

今度引っ越すんですが、
そこに来てくれたクライアントに、
美味しいお茶を出して、
コーチングセッションを行いたいのです。

茶の本

ということで、
古典を読んでみたところで、
未だお茶は出せません…。
でも、

「美の霊手に触れる時、わが心琴の神秘の弦は目ざめ、われわれはこれに呼応して振動し、肉をおどらせ血をわかす。心は心と語る。無言のものに耳を傾け、見えないものを凝視する。名匠はわれわれの知らぬ調べを呼び起こす。長く忘れていた追憶はすべて新しい意味をもってかえって来る。恐怖におさえられていた希望や、認める勇気のなかった憧憬が、栄えばえと現れて来る。」P64

こんな心の呼応の話に、呼応してしまいます。

因みに、
ブログ、Livedoorから引っ越そうかと
思ったりもしましたが、
平松さんが社長になったので、
信用します。

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2006年01月16日

易しいけど深い

年明けからこんな本を読んでました。
カラフル


内観法を体験したせいか、すっと入ります。

確執とか過ちとか誤解とか、
いろいろあるけど、
結局はみんな君のこと思っているよ。
Somebody loves you.

バッテリー〈4〉

こちらは今本屋行くと、I - IVまで
山積みで置いてありますが、
登場人物ひとりひとりのキャラが、
きっちりと固定されたうえで、
才能という尺度が位置付ける、
それぞれの視点からの野球への思い。

自分のためか。
他人のためか。
チームのためか。

という価値観が著されていて、
示唆があるのでした。

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2005年10月18日

ご無沙汰でした

コーチングの勉強をしています。

自分の心の中に深く潜ってみる、
という一つの手法があるのですが、
やってみて自分は深く潜ることができなかった。

深海まで行って、その景色を味わう前に、
水深3,4メートル位ですぐに答えらしきものを見つけて
慌てて水上に上がってきてしまうのでした。

ただ、「今」を意識して行うこの方法、
元来、東洋にあるものでないかという気がして。

そこで興味をもったのが、禅とか内観法。
ちょうど勉強仲間の一人に紹介された本でした。
禅的生活
通常、書き留めておきたいメッセージを見つけると、
項の端を折るのだが、
この本はあまりに多くの項を折ってしまったため、
本が厚くなってしまった。

禅の道の「い・ろ・は」そのものを、
その世界の達人が説くのだったら、
興味もわかなかっただろう。

が、この本は、西洋哲学における概念や
脳科学における発見に、
禅の意味を重ね合わせてくれる。

もう少しこなれてから、
この本については、また書くつもり。

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2005年08月09日

無事に還っておーめーでーとぉー!

ディスカバリー、カリフォルニアに着陸。

野口さん、よかったですね。
JAXAに載っていた彼の日記で紹介されていた映画。
ライトスタッフ スペシャル・エディション
音速突破や有人宇宙飛行を成し遂げた、
何をも恐れないテストパイロットと、
幸せを待つ女達のお話。
宇宙からの帰還
こちらは野口さんが宇宙飛行士になることを決意したという本。
奇しくも上と同じ1983年初版。
これは深かった。

月への軌道に乗る作業が完了した後。
宇宙遊泳中、ちょっとしたアクシデントで、
5分待機している時。
任務が忙しくない時間に起こるのだそうです。

神と言う人もいれば、霊的知性と言う人もいる。

史上類稀な宗教家、求道家が至る境地に
宇宙空間に存在しているという状態が、
瞬時に辿り着かせるのだそうです。

更に人間が集団的無意識を共有しているという、
超能力とか、気とか、以心伝心もそうかもしれない…、
そんな世界も見れたりするそうなんです。

飛行日数がだいぶ延びた野口さんも、
そんな体験をする時間があったのでしょうか。
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2005年08月04日

青山ブックセンターにて

今日、
僕の中のカリスマと肩組んでカラオケ歌っちゃいました。

その時の僕はパンツ一丁で、
脱ぐと破れちゃうくらいのピンクのナースのコスチュームでした。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…。

そんな酔いとエクスタシーの中で、
青山ブックセンターに入りました。
新井満訳の「青春とは」が欲しいのですが、
今のところどの本屋にも在庫がないのです。チッ。

でもいい気分だったので店内を巡りました。
俺に買って欲しいとアピールしているグッズを探しに。

で締めて 26465円也。
アニメーション監督原恵一

20世紀少年 ―本格科学冒険漫画 (19) ビッグコミックス

侯孝賢傑作選DVD-BOX 80年代篇

そして、The coctailsと書いてあるTシャツ
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2005年07月15日

Did you know?

旅客機は4度の降下角で着陸するのに、スペースシャトルは15度で着陸するって知ってました?

地球での無重力状態って、飛行機を全速力にして機首を上げて、エンジンをアイドリングに変えて、放物線が上がって下りるまでの24秒間に起こるって知ってました?

破片の回収って20人が3m間隔で1列に並び、どんな障害物があっても、ひたすらまっすぐ進んで行くって知ってました?

96年に宇宙飛行士の候補になってから、今の今まで、夢(もちろん、それ以外にも、受けた投資とか、果たすべき使命とか、数多の期待とか、背負っているのだけれども。)に向かって折れずに、前向きな状態で頑張っている野口さんに憧れます。昔の写真に比べると額が上がっているところにまで、賭け続けてきたエネルギーを思うと、逆説的な魅力を感じてしまいます。

いつものように、語録を少々。

「メンバーそれぞれの責任範囲と仕事量をしっかり決めたうえで、誰かがミスしてもカバーしあえるようにバックアップ役を考えておく、そしてそれぞれのメンバーが持つ能力と資質を最大限に生かし、チームとして最大の成果を生み出すーこれが我々宇宙飛行士に要求されるチームワークです。」

「練習は本番のつもりで、本番は練習のつもりで」

「技術的な延期の理由には納得しているものの、打上げ延期による心理的な影響は無視できません。… 例えばオリンピック選手が1ヶ月前になってオリンピック開催延期と知らされるようなものでしょうか。…張り詰めた緊張感を一旦緩めて、新しい打上げ目標日に最高の状態に持っていけるように、訓練計画を練り直し、軌道修正することが必要になります。」

「真摯に過ごしてきた時間や訓練は無駄になることはありません。たとえ2ヶ月先に打上げが延びても、自分が2ヶ月前よりもずっと成長しているという確信が持てれば、あせりは感じません。打上げ延期を、自分達の完成度を高めるために与えてもらった期間と捉えて有意義に過ごしたいと考えています。」

http://sts-114.jaxa.jp/noguchi/

きっと、宇宙へ飛び立ち、任務を果たし、無事に帰還されますように。

いやあ、宇宙航空研究開発機構ってびっくりするくらいの情報開示をしているんですね。
これをバイブルにすれば、企業のビジネスプロセスが策定できる位。

知的財産って何だろうと思います。
特に研修系の資料の至るところに保護目的に乱用されている類って。どうせどこかから、参照してきたものがほとんどなのに
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2005年07月10日

五反田で働く暇人のつぶやき

渋谷ではたらく社長の告白
この本を読んで、「苦労したんですね。」、とは思ったものの、
「社長」の実際の拠り所は、別の本、映画を見ればわかりますよ、
という感じだったので、

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
を読みました。

「アイデアはあきらめたり、変えたり、発展させることはあるが会社は絶対にあきらめない。」P47

「「われわれの想像力を活かして、人々を幸せにする」という目的ならば、説得力があり、優に百年は続くだろう。組織が存在する理由を、もっと深くもっと根本的に考えることが重要である。」P127

「ビジョナリーカンパニーは、進歩し、向上し、新たな可能性を切り開こうとするとき、外部の理由を必要としない。」P139

「企業がきわめて未来志向の動きをとるのは、収益性を最大限に、高めること以外の点に事業の究極的な目標があると見ているときなのである。」P169

「自己満足の病と闘うには、不安感を生み出すなんらかの仕組みが必要だということである。」P319

会社とか、組織とか、ビジョナリーカンパニー等々を「私」に置き換えると、個人の生きかたへの指針になるなあ。
なんてことを考えながら、次のステップへの決断の予感を感じ始めている暇人です。
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2005年06月29日

人間と卵の白身

運のつき 死からはじめる逆向き人生論
「中国なら人を表すのに「人」という漢字ひとつで十分です。日本に入ると、それが「人間」になっちゃうんですからね。「人間」という表現は中国では世間のことです。「間」は人じゃない。それは世界の常識でしょうが。なのに、人をあえて「人間」にしちゃう。それが日本の世間です。人と世間とが同じ言葉になっている。」P192
「私の人生の主題は、じつは世間と自分との折り合いじゃなかったかと思います。」P209

他人よりももっともっとを追求するアメリカのストレスは脳血栓に、自分がちゃんとやらないと他人様に迷惑がかかる日本のストレスは胃潰瘍にくるそうです。

至極共感。
よくぞ言い当ててくれましたと感心したのです。僕の人生も世の中のいろんなことと折り合いをつけていると最近実感した。

で、これが少し前に読んだ別の本と自分の中で繋がった。
場の思想
「自分流に生きる」西洋型を、殻のままの卵が多数あって、その一個一個が単独に主張している状態とし、「世間で生きる」日本型を、多数の卵を割って、黄身という一個一個が白身という世間に包まれている状態に例える。この卵モデルを提唱するのが、清水博さん。

日本の世間にも「群れの場」と「出会いの場」があって、「自分で生きていない」と、外国人に批判されるのは、前者であって、歴史上の革命的変化は、「出会いの場」による共創がもたらしたのだそうだ。

「この精神の高揚をともなった熱気の中で創造的エネルギーが生まれる・・・群れあおうとする精神からは、この高揚は決して生まれてこない。」p136

集団発想ワークショップを提供してみたいと思うようになった今日この頃。

「どのような状況にあっても信頼されるものは純粋な慈悲心から出た行為である。大きな慈悲心の前には、文句なしに頭が下がる。有り難いと心から思うものを疑うことはできない。・・・慈悲とは自己の生命の活きを他者に与えることである。」p212

内観法にも興味深々な今日この頃
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2005年06月10日

指揮者のいない音楽会

オルフェウスプロセス―指揮者のいないオーケストラに学ぶマルチ・リーダーシップ・マネジメント
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オルフェウス室内管弦楽団

ステージ手前真ん中があいている。
指揮者が存在しないのです。

バンドのようにビートもないのに、31人のテンポが乱れない。
足の指でリズムを刻んでみるのだが、
こっちのほうがテンポがわからなくなる。

そんなことより、
同行頂いた人が、俺のせいで開演ギリギリに入り、
演目も知らずに演奏を聴いて、

「妖精が飛んでいるイメージ。」

だと言ってプログラムを読むと、
その曲はほんとに「妖精の園」だった。

クラッシックには疎いから、楽曲自体聴いたことなかったし、
どのオーケストラと聴き比べたらいいのかもわかりませんが、
なんだか音楽が生きていました。

拍手を続けたかいがあって、3回もアンコールがかかった。
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2005年05月12日

Contribute or Take Away

新訳 経営者の条件
オリジナルタイトルは“The Effective Executive”。
経営者は成果をあげなければならない。

その鍵は貢献、特に社外に対する貢献に焦点を合わせることなのだそうです。
 
大学の卒業アルバムに、「この学校はたくさんのことを与えてくれた。自分は学校に何か与えることができたのだろうか。」なんてことを書いている人がいて、22そこいらで、たいそれたことを言うな、と俺は思った。高い学費にふさわしいサービスを受けたということで十分じゃん。

仕事も同じ考えでした。給料という対価を受けるために働くんだから、効率よくやってノー残業で帰る。会社にとってもいいことでしょ。

しか〜し。

「いかに肩書や地位が高くとも、努力に焦点を合わせたり、下に向けての権限を重視する者は、ほかの人間の部下であるに過ぎない。これに対し、いかに若い新入りであろうとも、貢献に焦点を合わせ、結果に責任を持つ者は、最も厳格な意味において、トップマネジメントである。」P.71

「貢献に対し焦点を合わせることによって、横へのコミュニケーションが生まれる。そしてその結果チームワークが可能となる。」P.88

職場こそ人生の大切なステージなんですよね。

「続氷点」
で夏江の父、津川が夏江の養女に言った言葉を思い出した。

「一生をおえてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」
ontherightcircle at 21:40|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
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